デザインオフィスについて

ララデザインでは、生活用品を中心にプロダクトデザインやグラフィックデザインのご依頼も承っております。
商品の企画・開発段階から販売、リニューアルまで、柔軟にデザイン領域を設けていますので、お気軽にご相談ください。

お一人で制作を続けている伝統工芸の職人さんから、地域に根差した産業、製造業の新商品開発まで、
ララデザインの二人が一緒に悩み、一緒に歩みます。

詳しくは、デザインオフィスのウェブサイト『 rala.jp 』をご覧ください。

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/ 2012 7〜12月

・今までのトピックス
  2012 1〜6月 / 2011 / 2010 / 2009
posted 2012/12/26
■ あの人は、何を想っているんだろ。

皆さんは今頃、どんなことを考えたりしているのでしょうか。

私たちは、大切な日や大切な相手に使う時を意識したカードを
作っているので、ご購入いただいた方々がどんな気持ちで
パッケージを開くのか、いつも想像します。
不慣れな手紙に不安を感じたり、
いつもは恥ずかしくて伝えられないことを伝えようと、勇気を出したり、
住み慣れた部屋にアクセントを加えようと、期待したり。

見る側、考える側の勝手な想像をしているだけなのですが、
ものを作る時に、この勝手な想像が一番頼りになっています。
妄想ともいえますが、思う(いや、「想う」の方ですね)ことが
ララデザインの「つくろう!」の源泉になっています。

自分がいて、相手がいると、そこに「相手を想う」が生まれますよね。
それが形になっても、ならなくても、想えば、会話のような
ストーリーが立ち上がってきます。
その想うこと自体が、とても大切なことに感じています。

2012年が残りわずかになり、今、2013年について想っています。
皆さんは今頃、どんなことを想ったりしているのでしょうか。



posted 2012/12/22
■ 中身と相思相愛な包装。

運ぶための器、というと詩的ですが、商品を包むパッケージにも
本当に感心してしまうようなものが多くあります。
見た目の美しさもさることながら、仕組みや素材など、多種多様です。
桐箱に入った線香花火なんていう高貴なものもありますし、
新聞紙で包まれた石焼き芋も嬉しいパッケージ。

「簡易包装にご協力ください」と記載されたお店もよく見かけます。
ところで、「簡易包装に協力」って面白い言葉だと思いませんか?
この文章に目が行くと、不思議な気分になります。
「そうか、協力した方が良いのか。」
「でも、特に包装に注文はつけてないな・・・」
協力したような、してないような。  う〜ん。。。

気持ちを伝えることは、とても大切な事だと思います。そして、
そのために包装に気を遣う事はとても素敵なことだと思います。
その点からすると、「普段は簡素な包装ですので、大切な気持ちを
伝えたい時には包装でご協力します」とお店に書いてあると、
何だか気持ちも和らぐ気がします。

でも、やっぱり石焼き芋は人に渡すとしても、新聞紙がいいな。



posted 2012/12/17
■ 文字躍ってるから、心が躍る。

看板の文字に心惹きつけられました。
シンプルな文字、スタイリッシュな文字、かわいい文字・・・
いろいろあるのはもちろん知っていますが、でもこの文字!
いや、文字を綺麗に書けなかった訳ではないですよ。「喫茶&スナック」
の文字は、しっかりとゴシック体になっていますし、「&」はサイズが
わざわざ小さくなっていますから。
それにしても、「液晶ビジョン」の文字ときたら、
自慢げだけど、少し恥ずかしがり屋で、なんといっても「嬉しそう!」。

街を歩けば、結構このような文字は出会うと思うのですが、
目を引くのは、どれも年代を感じるものばかりです。
もちろん無くなってはいないけれど、こんなに制作者の表情まで
想像できそうな文字で、新しく設置される看板はなかなか見当たりません。

お店に入りたい、入りたくないは別として、この看板にはもう少しの時間
頑張って欲しいな。あと20年くらいいけるかな?

ちなみにこの看板、
汚れも拭かれていて、大切にしてもらっているようでした。
おかげで、文字も「まだまだいけるよ!」と、さらに嬉しそうに見えます。



posted 2012/12/8
■ 落ち葉も、木の実もぽろぽろと。

ぽろぽろと落ちる。
ララデザインでは、色々な形のカードや封筒を作っていますので、
写真の様な紙片が床に落ちていることがよくあります。
丸やつばめの形をしたものがありますが、これも切り抜いた後の
不要となったパーツです。これらはとても小さいので、知らないうちに
床へ落ちたり、セーターなんか着ていると服にくっついていたり。
「片付ける」という意味では、拾いにくいやっかいなゴミなのですが、
こんな形をしているので、なんだか「ゴミ」とするのも気が引けます。

そういえば、子供の頃、たくさんドングリを集めたのですが、それらは
その後どうなったのやら。
きっと誰かが片付けてくれたのでしょう。。。

さらにさらにそういえば、「となりのトトロ」で、小トトロがせっかく
集めたドングリが、めいちゃんに追いかけられて、袋からぽろぽろと。

小さなものが、ぽろぽろと落ちる様って何だかかわいいと思いました。
「手を出して。」と言われて、自分の手のひらにチョコレーズンなんぞが
ぽろぽろと落ちてきたら、それはそれはもう・・・ねぇ。



posted 2012/12/1
■ 一つの点から、たくさんの線が伸びて・・・店。

いつも買い物をする「お客」としてお店に入っていきますが、
モノ作りをしていると売る側の立場でお店に入ることがあります。
その時に思う事の一つが、
「こんなにたくさんの種類の商品や取引先を扱いきれないよ」
ということです。単純に、改めてお店ってすごいな、と。
お客様にとっては、色々な商品が見られるお店は、とても楽しいと
思うのですが、それを一所懸命に実現しようとすると、覚えきれない
ような商品数を店頭に並べることに・・・
そういえば、学校でクラス替えの時に、生徒は新しい先生の名前を
すぐに覚えられるけれど、先生は生徒の名前を覚えるのはとても
大変ですよね、きっと。
小さなお店に見えても、多くの商品が並んでいて、それらに目配り
している店員さんが、これまた多くの取引先とやり取りを
しているんだなぁ、と思うと、何だか小さくても力強いお店に
見えてきます。
いろいろなお店が、本当に多くのつながりで出来上がって
いるんだ、、、としみじみと実感しました。



posted 2012/11/25
■ 「とにかくたくさん」より「なるほどたくさん」

秋から冬にかけて、色々な場所でイベントが開催されて、
街にとても活気を感じます。
周到に準備されているだけあって、見れば感動してしまう様な
素敵な展示がたくさんあります。そんなイベントの展示物で、
習性的に感動してしまうのが、「大きい」と「たくさん」。
何かを大きくするだけでもアートを感じてしまいます。
普段身の回りにあるものでも、でっかくしてしまうと何だか異次元に
迷い込んだような気持ちに。。。
そして「たくさん」も、感動してしまいます。
タイルやレンガが連続していても見慣れていますが、千本鳥居や
いちょう並木などの前を通ると、明らかに体が吸い込まれます。
イベントでもこの方法を使って、たくさん同じ作品を並べたり、
展示の什器を同じ形のものを連続で使っていることも良くあります。
でもちょっと立ち止まると、その「たくさん」の「ニオイ」が
気になってしまうことがあります。感動させようと意図的なニオイ。
感動をもたらしてくれるのは、とても嬉しいことだけれど、
押し付けになると、とても臭ってしまう。
もちろん人によってその感じ方は、それぞれなのですが、
一つのポイントとして、たくさん並べる「必要性」を見る側が
素直に受け入れられると、気持ち良くなるのかな、と、ふと思いました。



posted 2012/11/17
■ 「何かに使えそう」センサーが結構好き。

出展販売をする時には、ショップカードを持っていきます。
ララデザインのショップカードは、店名とウェブショップのURLが
記載されているだけの簡素なものです。
普段は、タグ型のものを季節の絵柄に変えて配布していますが、
先日のデザインフェスタでは、それに加えて写真の様にランダムに
ペイントした柄に、URLのスタンプを押したものを配布しました。
こちらは、商品を吊るして陳列する時に使う紙製ハンガーを
制作する時に、くり抜いて残る部分です。
きれいな形のハンガーにくり抜くと、残った部分もきれいなので、
以前から何かに使いたいな、と溜めていたものがやっと陽の目をみる
ことができました。
皆さんもきっとありますよね、「何かに使えそう」センサーが働いて
仕舞い込んでいるもの。包装紙、リボン、プリンの瓶・・・
その多くが、スタンバイしたまま眠っているのですが、何かの拍子で
活躍の場を見つけた時の嬉しさときたら!
逆転ホームランです!勝ち誇ったような顔をしてます、きっと。
その気持ち良さがやめられなくて、またきれいな破片を集めています。



posted 2012/11/12
■ 全国からいらっしゃた方に、全国へ向けてお礼です。

今年も、秋のデザインフェスタへの出展を終えました。
デザインフェスタは、東京ビッグサイトで行われるアートイベントです。
出展者は1万人近くだそうで、確かに出展していても、人の多さに頭が
くらくらしてしまいそうです。
あまりにも人が多い場所は苦手なララデザインの二人ですが、
なんとか頑張らなければ!と5回目の出展となりました。
デザインフェスタのポイントは、多くの出展者の中に埋もれてしまう事。
そう、出展者が多すぎて、会場が広すぎて、どこにどんな商品や作品が
存在しているのか全く分からないのです。
その様な中で、私たちは新商品を「新商品」と表示も無く
ポンッと置いてみます。商品のご感想をお聞きしたりはしないのですが、
なんとなく伝わることがあります。しかも、何人も共通する事だったり。
それらを持ち帰って、もう一度商品に盛り込むのがこれからのお仕事です。
写真のカードも新商品のうちの一つ。こちらは、間もなくウェブショップ
にも登場予定です。(もちろんララらしく、見たままのカードではありません)
東京近郊以外の場所でもお客様の反応をもらいたいな、と思いつつも、
その前にやりたいことがいろいろと。
まずは、デザインフェスタにお越しいただいたお客様へのお礼と、
新商品のネットショップへの掲載と、既存品のリニューアルと、
お正月のご挨拶に向けたちょっと意外な商品作りと、
ネットショップで制作する商品とは一味違ったデザインの商品と。

ここは落ち着いてまずは、、、
デザインフェスタでララデザインのブースにお立ち寄り頂いたお客様、
ありがとうございました!



posted 2012/11/3
■ 地面がドレスアップするこの季節、いかがお過ごしですか?

毎月小さなピアノ教室のために描いているイラストの今月は、
いちょう並木の落ち葉のじゅうたんにしました。

街中では、アスファルトやコンクリートの上を歩いていることが多くて、
「靴のクッションの柔らかさが、地面の固さ」と思い込んでいるような
感覚さえあります。歩くとコツコツと音が出るような靴から、スニーカー
に履き替えると、急に地面が柔らかくなったような。
それでも、毎日毎日アスファルトの上を歩いていると「地面の固さが違う」
なんてことすら忘れてしまいます。でも、そんな時、
落ち葉が積もった上を歩くと、、、一瞬にして子供の時にワープします。
体が沈んで、優しく持ち上げられる感覚や、踏みしめた時の音、
誰も踏んでいない落ち葉のゾーンに踏み入るドキドキ。
そんな想像をしてみると、それだけで、少し心の風船が膨らむような
感覚を得ます。
これから、一段と寒くなって、最初に雪が積もった日も、大きく心の
風船が膨らみそうです。まずは、落ち葉のパリパリを何度もアンコールで
楽しんだ後に、「雪のギュッ」のデザートを楽しみにしたいと思います。



posted 2012/10/27
■ モヤモヤ のち 嬉しい。そんな空模様。

「私の良いところってどこですか?」
「私しかできないことって何ですか?」
と、急に聞かれたら、きっとドギマギしてしまう。

写真は、今も大賑わいのスカイツリーのすぐそばにある工房で見学した
木版で模様を刷る一場面です。木版刷りは、見学すれば一目瞭然で、
その刷り方もとても理解しやすいものです。この工房では、木版を利用して
店舗や個人宅の壁紙などを制作しています。
紙に図柄を印刷するという目的だけであれば、素晴らしい技術や機械、道具が
たくさんありますが、見学した時の目の前には木版が1枚。
ふと、料理のレシピを考えるような気軽な気持ちで「これで何が出来るかな」
と考えていました。そこで出てきたのが最初の質問です。
木版に質問されたような気持ちになりました。
やっぱりドギマギしてしまうのですが、そこでふんわり浮かんできたのは、
そんな最高の長所や、唯一の特徴なんて探さなくても、モヤモヤした
小さな良いところが重なって気持ち良いものになれば十分イイ!と。
そして、その小さな良いところって、受け取り方でかなり変わってしまう。
線がゆがむところがイイ。にじむところがイイ。少しずれるところがイイ。
そんな変わった、小さなイイところをモヤモヤっと組み合わせて
イイものが作れたら嬉しいと思っています。
唯一で、とても強力なチャームポイントを商品に込めるより、小さくて
やわらかなチャームポイントを組み合わせて商品を作りたいと感じています。



posted 2012/10/19
■ 「全く自信が無い」と自信をもって言えます。

こちらは紙の洞窟です。
そして、この洞窟はまだ皆さんにご覧いただいていない新商品の内部です。
普段は、あまり仕組みを複雑にしたくないと思っています。
開けにくくなったり、動作がぎこちなくなったりしてしまうからです。
それに、複雑で技巧派なグリーティングカードはたくさん市販されて
いますから、私たちが作らなくても、と。

そんな中、こちらは複雑。
やりたいことを特別な日に向けてやってみよう! となりまして、開発中です。
その日は、クリスマス。私たちが「クリスマスが大好き!」という
理由ではなく、「クリスマスに使いたくなる様なカードを!」というご要望が
やっぱり多いのです。
そのような訳で、クリスマス向けの商品を実験しています。
この実験は、まだ完成していませんので「クリスマス新商品 ○品発売!」
とまでは宣言できませんが、楽しんでもらえるモノが出来そうです。
なるべく長い時間を部屋に飾って欲しい一品ですので、急いで実験して
いる次第です。
ただし、現在の実験の成果から予測すると、組み立てに非常に手こずり、
使用する紙の面積も広い。多くの在庫は作れない。という状態。
「隠しておきたい」、なんてものじゃないけれど、作れる量には全く
自信が無い新商品を一生懸命に開発しています。。。フフッ。



posted 2012/10/12
■ 束がドンッとなると、頭がクラッ。

このところの行動パターンといえば、商品の在庫作りと並行して新商品の
制作を進めています。ララデザインでは、イラストを新井が担当し、
仕組みを青木が担当しています。(完全に分業しているわけではないのですが。)
そして、二人で行う大切な決断の一つに「紙選び」があります。
素材には、なるべく質感が伝わりやすいものを選ぶように心掛けています。
柔らかい手触りや布の様な模様の紙、同じ白でも印象の全く異なる紙など
様々です。
昨日も、新商品に使用予定の紙選びを行いました。
特徴のある紙を楽しみながらも、不安がチラリと顔をのぞかせる時間です。
紙選びの不安はいつものことで、イラストや仕組みはすぐに修正できる
のですが、紙選びとなると選択が失敗した時には、手元に紙の束がドンッと
残ってしまいます。「ギャンブル」という訳ではないですが、緊張します。

さて、今回選んだ紙は、「パウダリー」と「コンボス」。
これらが使われる予定の新商品は、年末近くのあの日に向けたもの。
紙はまだ手元に届いておらず、イラストや仕組み作りもまだ揃ってはいない
のですが、毎日じわじわと進んでいます。
来月参加するデザインフェスタには、新商品が幾つか並んでいると
思います。紙の素材感を確かめに、是非お越しになってください。



posted 2012/9/28
■ もこもこの妄想と行ったり来たり。

切り株が長い年月を経て、苔の衣装をまとっています。
でも、ふんわりと着ている感じではないので、どちらかというと
全身タイツやウェットスーツに近いものがあります。
浸食されているというよりは、守られているような印象を受けます。
直線でスパッと切られた木の鋭さが、苔で覆われると途端にかわいくなって
しまいます。「もこもこ」の力ってスゴイ!

ところで、紙で封筒を作っていて気になる事の一つが、「曲線で折る」ことが
出来ない、ということです。折れば、必ず直線になってしまうので。
もし、紙がゴムよりも柔らかくて、グニャッと伸びて曲線で折り曲げることが
できたら、どんなに楽しくて、かわいい形が出来るだろうと思います。
雲のような形のもこもこ封筒だって出来るんです。
まぁ、曲線での折りは現実離れした妄想ですが、実際には、折り曲げた背側の
直線と、切れ端側の曲線を組み合わせてやりくりを楽しんでいます。
形がだんだん見えてくると、イラストを描き直して、そのイラストに合わせて
また形を作りなおして・・・ と、行ったり来たりを何度もしながら
商品作りを進めています。
新商品がポツポツと完成し始めると、今度はテスト販売です。
出展販売のどこかのタイミングで、いきなり新商品がお目見えして、
別のタイミングでは、さらに変更された新商品が登場する、という
一度きりの商品が乱立する時期が来ます。
次回の出展販売で間に合うかどうか・・・ネットショップはもう少し先です。



posted 2012/9/22
■ モアイ像まで大きくなると、並べてもだめだと思います。

同じものを並べると、「何だか売り物っぽい」現象を感じます。
以前、ララデザインとしてグリーティングカードを作り始めた頃
商品の種類が少ない上に、作ることに不慣れで陳列している在庫数も
少ない時期がありました。
その頃は、目の前に商品が並んでいても、「販売」をしているのに、
見てもらうだけの「展示」に近い雰囲気でした。
ところが、作ることに慣れてくると商品の生産数が増えて、それらを
ずらっと並べると、「商品を販売してる感」が出て、少し自信が付いたのを
覚えています。
焼き物や木工品などの作家さんでは、商品単価が高いので、
出展販売の時に100個も200個も商品を並べたりすることはないと思うのですが、
私たちの商品は、10枚20枚の在庫が「ぺらん」とテーブルに置いてあっても
なかなかお客さんは手に取っていただけません。
「展示しているだけかな?」と思われてしまうので。

この「何だか売り物っぽい」と感じることに励まされることもありますが、
気を付けてもいます。あまりにも沢山並んでいて、大安売りセールみたいに
感じられてしまっては悲しいですから。幸いララデザインでは、印刷から
袋に詰め終わるところまで、すべて二人でやっているので、在庫が沢山
出来すぎてしまう、ということがありません。
ちなみに、右の写真のハンガーは商品サンプルの陳列用です。
こんなに並ぶと、何だか売り物を作っているようにも見えてきます。。。



posted 2012/9/15
■ モノが永くもつための「お守り」。

山道を歩いていると、所どころ石段で整備された場所に遭遇します。
誰かが整備してくれたことはもちろん分かりますが、いつの時代に
どんな立場の人が整備してくれたのか全く分かりません。
特に古くから利用されている参道などは、石が丸みを帯びて、多くの人が
踏んでいった様な印象を見てとれますが、それが、何十年なのか、
はたまた何百年なのか、意外と数年なのか・・・
由緒あるお寺や神社では、本殿に続く参道の石段がすり減って、一段の
高さが低くなっている場所もよく見られます。
でも、よくよく考えてみると、「石靴」なんて履いている人はほとんど
見られませんから、どの時代も、「わらじ」だったり、「下駄」だったり
「ゴム底」の靴だったりと、石よりも柔らかい素材で作られた履物で
踏んで行ったと思います。それなのにあんなに凹んでしまう。
それでもなお、その凹んだ石段を、使えるうちは大切に使っている。

一方で、破ったり、直射日光に当てたり、握りつぶしてしまえば
あっという間に原形が崩れてしまう私たちのメッセージカードを、
「2年前に買ったやつ、今も部屋に飾って楽しんでます。」と教えて
くださるお客様もいらっしゃって。
モノが「永くもつ」というのは、素材や仕組みだけではなくて、
もっと大切な「気持ち」に守られているんだなぁ、と感じています。



posted 2012/9/7
■ 組み合わせが変。 組み合わせの妙。

毎月ちいさなピアノ教室に飾ってもらうイラストを実験として描いています。
そこでは、どんな内容のイラストでもOKをもらっているのですが、
1月は新年を意識して、おめでたい雰囲気を。春には緑を感じるような
モチーフを選んでいます。
まずはメインとなる一つのモチーフを選ぶのですが、それだけで全体を
構成する場合は少なくて、他に幾つものモノや人、動物などが
浮かび上がってきます。
その浮かび上がってきたモチーフの関係性が「後から考えると疑問」な
ものが、実は多々あります。
「なんでこの組み合わせにしたんだっけな?」と。
でも、その組み合わせ、嫌いじゃないんです。やっぱり後から見ても
面白く感じてしまいます。
ララデザインの二人は、性格が全く違います。ただ、「関係性の面白さ」を
共感するポイントがとても似ているので、この点の重なり具合でいつも
新商品の方向性を探しています。
そして、今回も楽しい商品が出来そうです。
良い関係性のモチーフが幾つか浮かび上がっているこの頃です。
(右の写真の、アリクイと氷のイラストは新商品ではないですよ。)



posted 2012/9/1
■ 1人では、4分の1人前。

このところお店にララデザインの商品を置いていただく機会が増えました。
そして、まれにですが、直接お店にお伺いして納品することがあります。
普段は、宅配便を使って納品させていただくことが多いのですが、
私たち自身の勉強のために、商品の陳列までさせていただくことがあります。
やっぱり商品の陳列は、何度やっても難しいものです。
お店で販売のお仕事をされている方を尊敬します。
商品の配置には、パズル的な難しさもあって、それ以外にも、
手前をアピールしたら、奥が見えなくなったりで、「あ〜、じれったい!」
どちらも見えるようにしたら場所を取ってしまうし。

写真は、間もなくオープンする新店舗で納品させていただいた時のものです。
山高帽はベレー帽に隠れて、くじらの頭みたいになっています。
今回は、このままの配置で陳列しました。そして、数週間後が楽しみ。。。
なぜかというと、それは、お店の方が配置を修正してくれている場合が
あるからです。それを見ると「商品をケアしてくれてるんだな」という
嬉しさと共に、「なるほど、こうすればいいんだ」という陳列の勉強が
できるからです。商品陳列は、ララデザインの二人合わせても半人前です。



posted 2012/8/25
■ 足跡を辿っていくと、空。

河原の砂地に付けられた誰かの足跡です。
広い範囲に、「あっちへウロウロ。こっちへウロウロ。」 その先は突然
足跡が無くなっています。きっとどこかへ飛んで行ったんだろうな。
そういえば、改めて考えてみると足跡ってあまり残らない。
アスファルトの上を歩いても、フローリングの上も、畳の上も。
いつも固いところを歩いている。
ずっと昔の生活に思い遣れば、足跡が残るのは「家の外」、残らないのは
「家の中」という言い方もできそう。
時が進んで徐々に、歩きにくい環境の中に、歩きやすい「家」を作って、
家と家をつなぐ地面をアスファルトで固めて歩きやすい「道路」を作って、
道路と道路の隙間にまた家ができて・・・

そんな、家と道路の「隙間」に、足跡が残る「外」がありました。
でも、鳥の足跡の行き先を見てみると、、、どこかへ飛んで行ってる。
足跡の残らない空は?
鳥にとって、飛んでいる「空」はどんな場所なんだろう。
人が海で泳ぐような気分で、空を飛んでいるのでしょうか。



posted 2012/8/18
■ 押し付けにならないように、大切にしてもらえるように。

時折の雨と、ゴロゴロと音を響かせる今日の関東。
湿度が高くて作業を進めにくい天気ですが、現在は商品の袋詰めを
行っているララデザインです。
今日の様な湿度の高い日は、どうしても紙にシワが寄ったり、カールして
きます。商品をご購入くださって、飾っていただいているお客様の所では、
いろいろな商品のキャラクターが、いろいろな方向へ「おじぎ」して
しまっているのではないでしょうか。。。
ララデザインでは、「飾るためのカード」より「贈るためのカード」の
優先度が高いです。(人に気持ちを伝えるものですから、当たり前ですが。)
まずは、贈る側の人が一番にワクワクできることが良いな、と思っています。
そして、次に重要なのは、贈られた側の人が「大切にしたくなる」こと。
これが実は、当たり前の様で意外と難しいと思っています。
日用品などをプレゼントするのとは違って、「読んだら終わり」になって
しまうことも多いと思います。カードは、洗ったり、磨いたり、修理したり
することはありませんので、その点も受け取った人は忘れやすくなるのでは
ないかと思います。
だから余計に、「大切にしたくなる」って、どうやったら? と考えます。
自分が子供の頃に読み聞かされた絵本を、ボロボロになっても大切にする、
そんな切なく素敵なシーンを想像しながら、考えるようにしています。



posted 2012/8/10
■ 想像の人から想像の人へ宛てた手紙、書いてます。

出展販売を行う時には、いつも記入例を書いたサンプルを持参します。
お客様はカードを郵送したり、手渡したり、プレゼントに忍ばせたりと
様々な使い方をされますし、私たちが想像できないような使い方が
あったら、それはとても楽しいことだと思っていますが、やはり
販売の場では、基本的な記入例が入っていると、安心されるお客様が
多いようです。
私たちが販売を始めた当初は、記入例を入れずにサンプルを並べていました。
カードやレターセットは、誰でも使い方は想像つくだろうし、正しい
使い方というのはありませんので、記入例も必要無いかな、と
考えていました。しかし、販売を続けるうちに、どれくらいの文字量が
書けるか質問されることも増えて、現在は書き込める文字量を
ご覧いただくという意味でもサンプルに文字を書き込んでいます。
そこで、問題となるのが書き込む「内容」です。
基本的には、お手紙なのでその内容はとてもプライベートなものになる
のですが、自分のことを書くわけにもいきませんので、想像で書きます。
とある人からとある人への手紙を想像して書いている訳です。しかも、
商品によってバラバラの思い付きで書いていますので、ヘンテコな内容の
サンプルもやっぱり出てくるわけです。(ほとんどは普通ですよ)
出展販売や一部のお店で記入例付きサンプルが並んでいます。
内容の出来不出来は恥ずかしいですが、文字量のご参考になさってください。



posted 2012/8/3
■ 多すぎず、少なすぎず。その間の・・・で、どこ?

手作り市にはいろいろな出展者がいます。
一品モノを並べていて売り切れ御免の販売。さらには、出展中に
オーダーを取って、後から納品する完全オーダーメイドのお店。
一方では、職人さんや専門業者にオリジナルで製造をしてもらって
商品に仕立てるお店。私たちは、今のところオーダーメイドでは
ないけれど、製造から販売まで自らで行っています。
(私たちと同じスタンスの出展者が一番多いと思いますが・・・)

そこで、いつも頭に浮かぶことがあります。どれぐらいの量が
ちょうど良いのかな、と。もちろん作るものによって差があるのは
当たり前なのですが、私たちは紙モノ。 業者で刷るだけなら、
千枚や一万枚などすぐに出来てしまいます。でも今は二人で制作。
そこのバランスを出展時に思い巡らすのは、実はとても楽しいです。
他の出展者が先生にもなるし、同じことを考える仲間にもなるので。
ただ、自分の手に負えない量を作り出すのはやめようと思っています。
まぁ、そもそも二人の手作業で出来る量は限られているのですが。

(商品1つに6種のペンギンはやりすぎたかな・・・
作るのタイヘンダ。 でも、卵パックは6個じゃないとな。。。
そんなことを考えながら今日もペンギンたちを一羽ずつポコッと。)



posted 2012/7/26
■ 見ている時と、見せてくれている時。

上野動物園のオオアリクイです。
ちなみに食べているのは、アリではなく、ドッグフードをベースに
レバーなどを調合したエサだそう。
アリクイをイメージすると、首をうなだれて地面付近をクンクンと
している格好が出てきますが、この日はスッと首を上げてエサを
食べていました。いつもは背中を丸めて「ノソノソ」していても、
たまに行儀良さそうな格好でエサを食べている姿を見せられると、
とても惹きつけられます。
ただの偶然、というシーンも多いけれど、個性的な動きもあって、
(人間の)子供は大人より、そこによく気付くような気がします。
「そんな動きなんて良くあることだろう」と大人が見逃している
スキに、動物たちは、子供だけに面白くて楽しくて珍しい動きを
チラリと見せている。子供が「ねぇねぇ、あれ見て!!」と大声を
張り上げて、大人がゆっくり視線を持っていった時には、
普段の動きに戻っている。
そんな遊びを動物たちがしているとしたら、珍しい動きを見ること
が出来た時には、きっと自分が童心に返っている証拠。



posted 2012/7/20
■ 何でも自分でやれば良いってものでは・・・

年に一度だけ製作する紙モノ。写真はDVDの紙ジャケットです。
普段、紙ジャケットは制作していないのですが、知人のピアノ
教室の演奏会のために、特別に制作しているものです。
もともとは、無地の紙ジャケットを購入しようといろいろ探した
のですが、ちょうど良いものが無く、印刷や制作ロットの事を
考えると、結局は自分で作った方が早い・・・となりまして。

制作数は20ちょっとなので、組み立ても短時間で、デザインも
自由にやっているのですが、この「自分で作った方が早い」と
いうのがクセ者です。身の回りには非常にたくさんの紙製品が
あるので、「自分で作っちゃおう」と始めてしまうとキリがない。
ララデザインでは、ショップカードは当然ですが、納品書や
請求書、アトリエ移転の案内や自己紹介のパンフレットも自らの
手を加えて作っています。このちょっとずつの時間が積み重なって
「あれ?もうこんな時間?」「え!もうあれから1ヶ月経ったの?」
という会話がしょっちゅうです。
自ら竜宮城へ行っては、毎回時の流れを実感してしまう常連の
浦島太郎状態です。



posted 2012/7/14
■ 頭の中でメイクアップしてます。

あじさいの花を見ていた時に、とても綺麗な花びらに目が
釘付けになりました。
お花屋さんに行けば、たくさんの綺麗な花が並んでいるし、
道端にも綺麗な花は結構咲いています。
でも、今回感じたのは、、、
「紙のように、白く、淡く、サラリとしていてきれい・・・」
だったのです。
花を模した紙のものは、珍しくありません。きっと、あじさい
を模した紙のものも、たくさんあると思います。
でも、その綺麗さとはやっぱり違う綺麗さなんだと思います。
目の前のものが、明らかに生花だからこその、「紙のような」
綺麗さなんだな・・・と。
何だか混乱してきますが、自分の中に「現実の紙」とは違う
「想像の紙」がとても綺麗な状態で存在していて、それが
今回花びらを見て、引き寄せられて、出てきた綺麗さなんだと
思います。
現実は結構違うのに、頭の中だけで、とても綺麗で、好印象な
状態で存在しているものありませんか?



posted 2012/7/7
■ 色いろいろパック。

先日、染物工場を見学させていただきました。
そこで目にしたのが、かき氷のシロップの様なインクのパック。
この日は、Tシャツを染めていたのですが、染めるための色を
一色ずつ混色してはシルクスクリーンで染めるという工程を
何度も繰り返していました。
色を混ぜて欲しい色を作るのは、あたりまえなことなのですが
何だかこんな紙パックに入っていると、甘い色が出来そうです。
蜜蝋を原料にしたクレヨンはあるけれど、シロップを原料にした
インクを作ったらどんな色になるのかな。

使用方法の欄に、
「濃い色が欲しい時は、鍋に移して煮詰めてください。
※レモン果汁を入れると長期保存ができます。」なんて
書かれているインク。
でも実際に、食品に食べられる印刷をする技術は良くあります。
ですが、あまりにも機械的なものは、やっぱりちょっと寂しい。
職人さんが、紙パックからトロリと混ぜて印刷していると
なぜか納得できるような気がします。
『紙パックの雰囲気力!』



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