posted 2014/11/3

柿の木から小枝ごとパチンと切ってそのまま持ってきてくれた
これぞイメージ通りの柿の状態です。
その後、3つの柿のうち2つを枝から切り離しておいたのですが、
その2つはすぐに追熟して果肉が柔らかな状態になりました。
残りの小枝付きの柿はとても長持ちして、果肉の固さを長い間
保っていました。
10センチ程の小枝が付いていただけなのですが、
柿の実からしたら「自分はまだ枝に実っているんだ!」と
思ったのでしょうか。
それとも、枝から切り離された2つが急いで「実を柔らかくして
種を着地させなきゃ!」と焦ったのでしょうか。
ただの偶然かも知れません。
でも、泥付きごぼうは長持ちする、とも聞きます。
たった10センチの小枝でも、本人の意識を左右する小枝でした。
科学的に見れば、きっと何かしらの説明がつく状況変化だとは
思いますが、柿のほんわかと温かみのある色と相まって、
かわいらしい変化だと思いました。
「ぼくは、まだ木にぶら下がってるから、
実を引き締めて頑張るんだいっ!」という声が聞こえそうでした。