posted 2012/5/23

製紙会社がその種類の紙の製造を取りやめてしまうので、何かできる
わけではありません。気持ちを切り替えて、新しい紙を探すのみです。
ただ...なかなかそっくりな紙は見つかりません。
色味、厚み、コシの固さ、繊維の長さ(ミシン目を入れる時に、
繊維の長さは大きく影響します)など、同じものはほぼありません。
そこで、ある程度の変更を行うのですが、どっちの方向へ変更する
のかをいつも確認しながら変更を行っています。
少しクールな方へ? かわいい方へ? それとも切ない方? など...
その時に、商品ページに掲載しているストーリーを読み返します。
実は、あのストーリーは、お客様に楽しんでいただくだけでなく、
私たちが、その商品の世界観を忘れないためのメモにもなっています。
変更してお客様をがっかりさせてしまうのではなく、以前よりも
より世界観に近づくような変更にしたいと思っています。
間もなく、バゲット、エピの封筒紙を変更いたします。
より落ち着いた方向へ。